なぜソフトカイロプラクティックで治るのか


 

ソフトカイロプラクティックの目的

 

ソフトカイロプラクティックの目的は、痛みや不調の治癒です。しかし、出ている症状をもぐら叩きののように単純に出ては消すこと だけが本来の目的ではありません。

 

生き物が生まれながらにして持つ、自らを治す力を自然治癒力と言います。

ところがその自然治癒力が万全に働く人、働かない人といったように何故か個人差が出てきます。それは「風邪を引きやすい人」「風邪を引きにくい人」といった個人差で見られます。

 

治す力(自然治癒力)が万全に働かない人には、働かない根本原因があります。その原因を治療するのが根本治療である、ソフトカイプラクティッ クの目的です。

 

治す力(自然治癒力)が万全に働きだすと、病院などで原因は見つからず長年苦しんでいた方の症状が治ったり、無気力状態だった方が元気が出てきたり、頻繁に風邪 を引いていた方がほとんど風邪を引かなくなったりといった変化が起きます。

 


 

ソフトカイロプラクティックの歴史

 

ソフトカイロプラクティックとは、アメリカにて1895年に発祥した手技療法「カイロプラクティック」と、1874年に発祥した手技療法「オステオパシー」の中で興った、頭蓋仙骨療法、AK(筋肉反射を検査に使う治療法)、SOT(仙骨後頭骨テクニック)などの各治療法から、より繊細で治療を受ける方への負担が少なく、効果の高い部分をミックスして体系された新しい治療法です。

 


 

ソフトカイロプラクティックの精度を高める「筋力反射テスト」

 

ソフトカイロプラクティックでは、からだの具合や回復の過程などをしっかり確認するため、毎回治療の前後に「筋力反射テスト」を行います。そして治療中でも、正確に回復に導けているのかを逐一確認するため、テストを行いながらの治療を行います。

 

「筋力反射テスト」とは、「脳」⇔「神経」⇔「筋肉」の伝達が無理なく正常に働いているかを調べるテストになります。

 

からだの司令塔である脳からの様々な命令は、神経を通って全身に「脳」⇔「神経」⇔「筋肉」の順序で伝達して行きます。伝達が正常に働いていない状態は、様々な命令が行き届き 難くなっている事を意味します。 

 

それは、からだを回復させる為の命令も正常に伝達していない事も意味します。

 

「脳」⇔「神経」⇔「筋肉」の伝達が正常に働かない原因として考えられるのは、ボディバランスの崩れ疲労ストレス強い外傷性の衝撃などがあります。

 

ソフトカイロプラクティックは「筋力反射テスト」により、「問題はどこなか?」「どうすれば治るのか?」などの情報を元に根本原因の治療を行うため、精度の高い治療が行えます。

 


 

ソフトカイロプラクティックと現代医学の違い

 

現代医学すなわち西洋医学と区分される医療は、発症している症状に対処するため発展して来た治療法です。そのため救急医療や、細菌感染治療などに非常に効果的です。

 

それに対し、ソフトカイロプラクティックは土台に対する治療法です。怪我 をしにくい体、ウィルスや細菌感染しにくい体、活力減退しにくい体、なってしまった症状を回復しやすくする体などへ治して行く治療法となります。

 


 

なぜソフトカイロプラクティックで治るのか

 

ソフトカイロプラクティックではボディバランスを重視し治療することで、からだの安定感が高まり、自然治癒力が無理なく働ける環境に整えます。

 

からだを一軒の家と例えると、ボディバランスが崩れた状態は大黒柱が傾いた家と表現できます。大黒柱の傾いた家は歪みが生じ、所々に負担が日々かかり、何もしていないのに痛み壊れやすくなります。そこに台風などの大災害が直撃したらどうでしょう?傾いた家はもろくも崩れ去ってしまうでしょう。

 

逆に真っ直ぐ、力強く立ってっている大黒柱の支える家は、所々の痛みも進まなければ台風が直撃しても平然と建っていることが出来るでしょう。

 

からだにも、それとまったく同じ事が言えます。

 

からだの大黒柱は背骨です。バランスが崩れた背骨は外側からの衝撃に弱くなり、弱くなった土台が少しの衝撃にも耐え切れられなくなり、痛みを出します。

そこでソフトカイロプラクティックでは、背骨の中でも特にバランスの崩れの根本原因を作り出す「頭蓋骨」と「仙骨」を中心に治療を行いバランスを整えます。

 

頭蓋骨と仙骨は内部を硬膜という膜を介して連動しています。

この硬膜の内部は脳脊髄液と呼ばれる無色透明な液体で満たされており、この脳脊髄液が正常に循環することが健康状態の維持に重要にかかわって来ます。

脳脊髄液は神経の栄養素でもあり、神経を外側からの衝撃から保護する役割もにないます。背骨のバランス崩れによる、硬膜の引きつれやねじれは循環の低下を招き健康上の問題を作り出します。
それは頭蓋骨~仙骨の硬膜内の脳脊髄液の水圧バランスが崩れることが、知覚運動性や知性機能をつかさどる脳や脊髄の発育や機能低下を引き起こしていくからです。

 

ソフトカイロプラクティックでバランスを整える事により、からだに以下の変化が起きます。

 

1.背骨のバランスが整い、安定感のある体になる。

2.からだの内側のバランスが整うため、自らを治す能力が最大限発揮できる。

 

人などの生き物には、家や物には存在しない自らを回復させる能力「自然治癒力」が備わっています。その「自然治癒力」を最大限発揮出来る環境の土台回復へ促すため、ソフトカイロプラクティックでからだが治っていくのです。